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存在意義とは

存在意義とは


存在意義、存在理由とはフランス語で「レーゾンデートル」ともいう

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存在意義の考え方

存在意義の使われ方について

仕事に違いを生む存在意義

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存在意義の考え方

 
会社の存在意義であれば、
自分の会社がなぜ社会の中で存在しなければならないのか?

人間の存在意義であれば、
自分自身がなぜ世の中に存在しなければならないのか?

という、存在する意味、意義、理由であり、哲学的な意味を持つ

自分の会社はなぜあるのか?

うちの社は、こういう人たちにこういった技術でこう役に立っている
我が社がなければ、こういった人たちがとても困るのだ


というものが存在意義

私の仕事はなぜ必要なのか?

私の仕事は、社会的にどう役立つのか、どんな意味があるのかが存在理由

つまり、根源的な問いかけであり、価値や意味を問うもの
そして、それは最も奥深いところでの人のモチベーションとなるもの

それが、存在意義です



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存在意義の使われ方について

存在意義とは2つの場合で使われます

1つは会社の存在意義

そして、もう一つは人間の存在意義

会社の存在意義と言うのは経営理念であり

会社がなぜ存在しているのかということを伝えるものです

本来、経営理念とは社長の強い意志であり経営哲学です

どこの会社でも社長がいて、社長が持つ考えがあります

しかし、社長の考え方、経営理念がたとえ強くなくても、

経営理念は会社の存在意義を表すものと言うことになるわけです

したがって経営理念がないと会社の存在意義がわからなくなってしまう

つまり、働く意味がわからなくなってしまう

そして社員のモチベーションが

上がらなくなってしまうのです

人間の存在意義については

人間はなぜ生まれ、なぜ生きて、なぜ死んでいくのか?

と言う根本的な、哲学的な考え方になるので

それは哲学者にお任せします

人間の存在意義については哲学者にお任せしますが

そうではなく、会社の存在意義、企業の存在意義について

ここではお話ししたいと思います

企業の存在意義と言うものはもちろん哲学的ではあるのですが

我々は実務を行っているので、 より実践的なものになります

それが経営理念と呼ばれるものです

「経営理念なんてなくてもいいよ」と思われるかもしれませんが

会社の存在意義を示し、働く意味をはっきりさせるためには

経営理念が必要です

もともと経営理念を実現するために仕事があり

仕事をするために経営理念があるのではないのです

経営理念の実現が目的であり

仕事はそのための手段です

仕事が目的であり

経営理念の実現が手段ではないのです

これは食べるために生きるのではなく

生きるために食べるというのと似ています

つまり、手段と目的をはっきりさせる

ということが大切です

そのために会社の存在意義と言うものをはっきりさせて

何のために会社があるのか

何のために仕事をするのか

をはっきりさせていく必要があります

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仕事に違いを生む存在意義

 
例えば、宅急便は

①ただ荷物を運ぶだけの仕事ではなく

②社会に必要とされるインフラであり(震災時に必要物資を届ける)

③荷物を届けるとは送る人の心を届けることである


①ただ荷物を運ぶだけの仕事
と思っている人は会社をすぐに辞めてしまうが

②社会に必要とされるインフラであり(震災時に必要物資を届ける)

③荷物を届けるとは送る人の心を届けることである

と思っている人はたとえ辛くても仕事を続けることができる

そういった違いをもたらすものが存在意義といえる


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経営者としての存在意義を考える 稲盛和夫

経営理念とは何か?

価値観とは

人は何のために仕事をするのか?

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