コンパのルール 職場編 会計の原則
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コンパのルール 職場編 会計の原則
支払う人は1万円札で支払わない、自分でくずしてお釣りがないように支払う
幹事に気配りをする、自分で全体の会計をやってみる
俺は知らないよ、という態度でいないこと
自分が幹事をやったことがないと人の苦労がわからない
テーブル4人分を一人がお釣りがないようにまとめる
20人いたら4〜5人が協力すれば集計しやすい 小さくまとめる
①収入=集金した金額はいくらで、誰からもらったのか?
②支出=店に支払った金額はいくらか?
③収支=おつりはいくらか?
をハッキリさせることです
それも、「その場で」
そして、「2人」で
(できたら、封筒に収支、残金を書いて入れておくといい)
この2人でやることをダブルチェックの原則と言います
それをするためには、参加者全員が会計をする人に協力すること
会計をする人は誰か一人に「手伝って」と依頼をすることが必要です
まわりの人には、「私が手伝います」という利他の心が必要です
集金金額を確認、人数×金額があっているか
支払いをして、残金を確認=収支があっているか
これを2人でやるわけです
そして、各人が支払った金額と同額の領収書を店からもらい各人に渡す
(又は、一人が4千円払っても3872円のような端数が出る場合は
領収書は3872円=支払金額÷人数、差額の128円×人数を幹事が繰越金で持つ)
でも、90%くらいの飲み会ではそれをやりません
しかし、我々はそれができる集団になりたいと思います
一人だけでやると間違いが起こります
そして、金額が大きくなると「ごまかし」が出てくることがあります
自分が得をしようという悪意のごまかしもあれば
自分が損をしても数字を合わせようという善意のごまかしもあります
実は、これはただの飲み会の数字合わせではなく
飲み会の会計を通じた経営の勉強なのです
ここで、人格が試されているのです
このことが、これからの経営に役立つからです
我々は毎回の会計から学ぶことができます
上記の①②③=収入、支出、収支をハッキリさせる
あっていなかったら、あっていないと言う
これが大切なのです
数字が違っていたりすると人は「あれっ?」と思い
善意でやってくれた人さえも疑ったりもします
だから、疑われる人
間がさしてしまう人をつくらないためにもダブルチェックが必要になるのです
懇親会の数千円程度の金額ならあまり問題はありません
でも、経営をして会社が大きくなり
100万円、1000万円、1億円となれば問題が大きくなります
そうならないように、いつでも、どの瞬間でも
キチンと数字を合わせる
それを学ぶための懇親会での会計です
懇親会の会計とはだれか一人の問題ではなく
参加者全員の事柄であり
常にダブルチェックをする必要がある
それが参加者全員で共有しておきたいコンパのルールであり
懇親会の会計の原則です
経営理念セミナーで学ぶ会計のフィロソフィとなりました