人に好かれる方法
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人に好かれる方法
関係性を作る上でとても大切なのは人に好かれることです。
私は若いころにたくさんの人に、人に好かれるにはどうしたらいいのでしょうか?と聞きました。
多くの答えは人間を作ること、かわいくなることなど、わかるようでわからない答えでした。
ここでは、人格を変える方法ではなく、心理学的なスキルとして有効なものをいくつかご紹介します。
① 接触回数を多くする
② 似ているところ、共通点を見つける
③ 同じ趣味、話題を持つ
④ ほめる
人は、何度も見る人を好きになる傾向があります。
なじみの店のなじみの顧客は好かれます。
職場結婚が多いのは毎日会っているからです。
また、何度も会うから好きになり、好きになるから何度も会うのです。
初めは嫌いでも、何度も会っているとお互いに理解しあうようになり、会わないと淋しい感じがするものです。
だから、ランチェスター的に接近戦で3倍の接触をするといいといっています。
さらに、「あのプリン好きなんですか?僕もです。」「埼玉出身?同郷です」といわれるとうれしいのです。
テニス好きに「僕も昔、テニスやっていました。」とか、
ゴルフ好きに「マスターズのタイガーウッズはすごかったですね」なんて言おうものなら、相手はしばらくしゃべってくれます。
仕上げに、「さすが!00さん、よく知っていますね!」とほめれば人はうれしいものです。
うれしいことを言ってくれる人を人は好きになるのです。
だから、「嘘のない範囲で」この②から④をやってみてください。
嫌われることより好かれることのほうが多くなるはずです。
心理学的な実験結果から実証されているものです。
しかし、逆説的ですが人と違うことをするのがランチェスター戦略です。
みんなと同じではないので、共通点が少なく孤独感を味わいます。
この孤独感を味わいたくないので、皆が人と同じことをしようとする。
その逆を行くのがランチェスター的なのです。
だから、万人に受けることを期待せずに、孤独感に耐える覚悟も必要です。