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ランチェスター営業戦略 おわりに 鬼塚喜八郎 スポーツマンシップ

ランチェスター営業戦略


終わりに

 

最後に、故田岡信夫先生がランチェスター戦略を発表された際に、

真っ先に駆けつけてくれ、ランチェスター戦略を応援して頂いた、


現アシックスタイガーの創業者鬼塚喜八郎さんのスポーツマンシップを掲載させて頂きます。


このスポーツマンシップをセールスマンシップと置き換えて読んで頂きたいと思います。

私の大好きな文章の一つです。

 

 

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「スポーツマンシップ」 鬼塚喜八郎 失敗の履歴書より

 

何かを始めたらトコトンやらなければ気がすまなかった。

ムズカシイものから始めれば、あとは何でもできるが口癖だった。

 

だますより、だまされるほうがいい。

人に愚直の見本と言われてきた。

 

面白みがないのは性分と居直ってきた。

なんでも食べ、どこでもよく寝て、くよくよしなかった。

まっ正直に生きてきた。走りに走りつづけてきた89 年だった。

 

不器用な人生だった。

最後まで頑固な靴屋の親父だった。

 

周囲を幸せにして初めて自分も幸せになれる。

会社を家族的運命共同体と呼んだ。

その家族の父が、2007 年9 月29 日、突然、この世から消えた。

 

鬼塚喜八郎は、毎年新入社員を前にして、

古代から近代へと引き継がれたスポーツマン精神の5か条を、

いつも声高らかに読み上げていた。

 

(第1 条)スポーツマンは、常にルールを守り、仲間に対して不信な行動をしない。

(第2 条)スポーツマンは、礼儀を重んじ、フェアプレーの精神に徹し、

いかなる相手もあなどらず、たじろがず、威張らず、不正を憎み、正々堂々と尋常に勝負する。

 

(第3 条)スポーツマンは、絶えず自己のベストを尽くし、最後まで戦う。

(第4 条)スポーツマンは、チームの中の一員として時には犠牲的精神を発揮し、

チームが最高の勝利を得るために闘わなければならない。そこに信頼する良き友を得る。

 

(第5 条)スポーツマンは常に健康に留意し、絶えず練習の体験を積み重ね、

人間能力の限界を拡大し、いついかなる時でも

タイミング良く全力を発揮する習慣を養うことが必要である。

 

 戦後の混乱期、スポーツの意味することが、これからの生活、社会、ビジネスなどの

あらゆる場面に必要になると感じた鬼塚喜八郎。

 

人間の価値基準や行動基準が変わり、人々が穏やかな気持ちで過ごすことが

困難になりつつある昨今、ここで定義されているスポーツマンは、

確かに、現代を生きるすべての人の道標になると思う。

 

そして、ここに新たな条項をひとつ、加えたい。

(第6 条)スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。

失敗しても成功するまでやればよい。


 今一度、あなた自身の人生に置き換えて読んでほしい。

 

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