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 利他と経営

利他(りた)とは

自分を犠牲にしても他人の利益を図ること。
自己の善行の功徳によって他者を救済すること と辞書にあります

自分だけよければそれでいい、という利己と
人のためによかれという、利他

人の心には、利己と利他の両方があります
利己を少しだけ押さえれば利他の心が出てきます

自分以外の誰かのために行うことが利他です

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経営においても利他の考え方が重要と京セラの稲盛氏は言います

自分だけが良くなろうとするのではなく
人によかれということをする
それが利他

経営においても利他の心を持つ
自分中心の考えになりがちな自分を戒め、相手によいことをする

そんなことをしていて経営ができるかと思うかもしれません
利他の心で競争に勝てるのかと

しかし、稲盛氏は利他の心を経営の根幹に置き
1兆円を超える企業をまったくゼロから2社作り上げました

利他の心で経営をして成功をされた方です
最後は利他が一番強いと説きます
自社の利益だけを追求する経営ではなく
自社に関わりある人を幸せにする経営です

本物のNO1企業では経営をする際に、この経済性の追求と利他を追求しています

例えば、世界NO1のコマツは協力会社の会「コマツみどり会」
への技術指導や資金提供もしているとのこと

ただ買い叩く、奪うような取引ではなく
互いに成長しあう関係を作る

そのために「利他」が必要となるのです

自分の会社だけ儲かればいい
ウチの会社が損をしないこと
という判断基準だけで経営をしないことが大切です

しかし、それは相手企業に甘くなるだけということではなく
常に高い基準を要求し、付加価値をつくりだすことを要求する関係です

経営における利他は、厳しさと優しさの両方が必要となるものです

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利他主義(りたしゅぎ)とは、
自己の利益よりも、他者の利益を優先する考え方。
対義語は利己主義。

互恵的利他主義(ごけいてきりたしゅぎ)とは、
あとで見返りがあると期待されるために、
ある個体が他の個体の利益になる行為を即座の見返り無しでとる利他的行動の一種である

利他 =altruism 

利他的行動は自分に何らかのコスト(時間、労力、お金、など)を
負いながら他者に利益を与える行動を指す

ヒトだけが「お返しを期待できない他者」へ利他行をする
(寄付、献血、ボランティア、など)

自然の基本原則からすると利他は不利であるとする


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自利利他 

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