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ビジョン 経営ビジョン(将来像)とは?

ビジョン、経営ビジョン(将来像)

将来、どのようになりたいか、成長していたいかなどの将来像
社内外に対して、会社の方向性やあるべき姿を指し示すために明示するもの

その将来像の呼び方は、会社の場合は経営ビジョン、事業の場合は事業ビジョン、個人の場合は、キャリアビジョンのように使う
ミッション(=使命)が実現した姿をビジョン(=将来像)と呼ぶこともある

ビジョン = 洞察力、未来像、夢、幻想など(『新英和中辞典』より)


組織としての個の確立には価値観が必要となる。ネクスト・ソサエティにおけるトップマネジメントの最大の仕事が、組織としての個の確立である。


しかし、ネクスト・ソサエティにおける企業の最大の課題は、社会的な正統性の確立、すなわち価値、使命、ビジョンの確立である。他の機能はすべてアウトソーシングできる」(P・F・ドラッカー/『ネクスト・ソサエティ』ダイヤモンド社より)

P・F・ドラッカーは、ミッション(=使命)、ビジョン(=将来像)、バリュー(=価値観)、この3つ以外は、外部に出してもいい。
つまり、この3つが企業の中枢であると言っているのです。


「ビジョン」は「ミッション(使命)が実現した姿」という表現があります。経営理念に基づいて、「こうありたい」という姿、自社が目指すイメージともいえます。

日本人は昔から言葉遊びが好きです。「人生には3つの坂がある。『上り坂、下り坂、まさか』、この『まさか』という坂に気をつけましょう」という話を聞いたことがあるかと思います。しかし、これは言葉遊びです。

同じように、「ビジョン」でも、「『ビジョン経営』をしましょう!」などと言われます。「ビジョン経営」といっても、響きはいいのですが、意味がよくわからない。

「『ビジョン経営』で行こう」「『ビジョン経営』の時代だ!」と言われても、言っている経営者は気持ちがいいのですが、聞いている社員はよくわかっていないということが起こります。つまり、一種の言葉遊びのようになってしまうのです。

「ビジョン経営」とは、日本語に訳すと、「夢経営」「幻想経営」です。これだとよく意味がわからない。「こうありたい経営」のほうがまだ、何となく意味が通じるかもしれない……。

この「ビジョン」とは、「将来ありたい姿」「なっていたい会社の状態」と考えるといいのかもしれません。言葉を変えると、「No.1になる」「日本一になる」「世界で活躍する」という「イメージ」「願望」です。また、「目指すもの」「目指す姿」「目指す方向性」ともいえます。

つまり、ビジョンとは「ありたい姿」といえます

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ミッション 使命感とは?

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