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バリュー 価値観とは?


バリュー 価値観とは?

バリュー(value) 価値・値打ち、評価

経営理念で使われる「バリュー」は、「価値観」「判断基準」といってもいいかもしれません。

「ミッション」という使命をもとに、「ビジョン」という将来像を描き、そこに向かって行動するための判断基準価値観が「バリュー」です。また、行動をする基準となるものとも考えられますので、「バリュー」を「行動指針」と表現する場合もあります。

つまり、「バリュー」とは判断の基準となる考え方、「価値観」であり、その「価値観」「判断基準」に基づいた「行動指針」なのです。

企業経営において、売上をとるのか利益をとるのかの判断基準が価値観です なんとしてもNO1になろうとするのか、まあまあでいいやとするのかも価値観です クレームがあった時にスグに隠さず対応するのか、話が大きくなるまで内緒にしておくかという判断基準が価値観です

経営の結果というのは、全ての価値観の集積です 価値観を積み上げたものが今現在の企業をつくります それが価値観です

この「バリュー」は、さまざまな言葉で言い換えられています。たとえば、「行動指針」「信条」「クレド」「社是」「社訓」「ガイドライン」「ウェイ」などです。こういった言葉は、絶対にこの言葉でなくてはいけないというものではなく、それぞれの会社に会った言葉で、わかりやすいものであればいいのです。

「価値観」「バリュー」を決める社長のフィーリングに合う言葉、経営理念をつくり込む社員の考え方に合う言葉、社外に発信するときに社外の人にわかりやすい言葉でありたいものです。

カッコいい言葉ばかりを求めて、本質を見失わないようにすることが大切です。そのひと言があれば、社員全員がこうすればいいとすぐにわかるような言葉が最適です。

読売巨人軍のオーナーであった正力松太郎氏は「巨人軍は常に紳士たれ」「巨人軍は常に強くあれ」「巨人軍はアメリカ野球に追いつき、そして追い越せ」という3つの遺訓を残しています。

この言葉は、そのあるべき姿、ありたい姿を表わす、わかりやすい表現だと思います。企業経営だけでなく、プロ野球の選手のあり方においても、価値観、経営理念というものが生きている例といえます。

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