伝わる話し方 PREP法と5W2H
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ビジネスで話す場合、PREP法と5W2Hを使うと効果的です。
PREP法とはPoint、Reason、Example、Pointの頭文字で、①結論②理由③具体例④結論という意味です。
いい方としては、①結論は〜です②なぜなら〜だからです③例えば〜です、となります。
ランチェスター戦略は最強の戦略理論です。
なぜなら、実際の戦争で使われた理論だからです。
例えば、第二次世界大戦でも使われました。
というように使います。
この、結論からいうというところが大切です。
日本語は元来、あいまいさを持ち、話し方も結論を先にいわない傾向があります。
文化としてはとても素晴らしいのですが、ビジネスにおいてはわかりづらいので、結論から先にいう訓練をする必要があるのです。
5W2Hは、いつ(When)どこで(Where)だれが(Who)なにを(What)どう(How)なぜ(Why)いくらで(HowMuch)です。
一般的な会話の際はこの5W2Hを意識することです。
むかしむかし、ある所に、おじいさんとおばあさんがいました。
この文章は、いつ、どこで、だれが、を定義している素晴らしい文章です。
次は、洗濯を手でやった、なら何をどうしたかがわかります。
次になぜ行ったのか、いくらかかったのかがわかると、ビジネス文章としては満点になるわけです。
文章の展開のポイントは
① いつ、どこで、だれが(むかしむかし、ある所に、おじいさんとおばあさんが)
② なにを、どうした(洗濯を、こうやった)
③ なぜ、いくらで(こういった理由で、このくらい費用で)
という3つの展開になります。
これは5W2Hを分解して①場面の設定②状況の説明③理由と費用となります。
つまり、①どんな場面で、②なにを、どうした③なぜ、いくらです。
なので、5W2Hは、むかしむかし、ある所に、おじいさんとおばあさんが、なにをどうした、なぜいくら、と覚えることもできます。
覚えづらいことを分解してわかりやすくする、一つの例ともいえます。