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経営者ゼミ物語

坂上仁志(さかうえひとし)の経営者ゼミ物語

わたし自身が会社をつくった時に、女房と3人の子どもがいるのに何の収入のあてもなく
「一体どうしたらいいのだろう」と不安で不安で仕方がありませんでした

何かヒントはないものかと100を越える勉強会に出ましたが
ほとんどの勉強会が参加者のためではなく主催者の自己満足のためのものばかりで
参考になりません

そして、この弱い自分をコントロールするために何か自分でルールを作らないとダメになってしまうのではないかと思い
朝の勉強会を始めようと思ったのです

もともと朝型ではなく、朝早く起きるのはものすごくつらいけれども
そんなこともできないようで会社がうまくいくわけがないと思ったのです

そして、毎週月曜日のあさ4時に起き、5時の始発に乗り、6時に東京の事務所につき、7時から8時30分まで90分間
早朝勉強会、「経営者ゼミ」をやろうと決めました

そして、それを3年間180回つづけたのです
人が一人も来ないこともありました、でも、たった一人でいつもと同じメニューで90分間勉強会をしました
体調が悪く、勉強会の途中で嘔吐したこともありました
骨折をしてもやりました

土曜日の12時ちょっと前に、サッカーをしていた時に一発退場レッドカードともいえる足へのスライディングをされて足首を骨折したのです
救急車で病院に運ばれるときには痛みで意識を失いました

そのときに「ヤバい、これで勉強会ができなくなるのか・・・」と心配していたことを覚えています

病院でドクターに「手術をしますか?」と聞かれ
「しなくちゃだめですか?月曜日の朝に仕事があるんです」といったところ

「まあ、手術をしなくても何とかなるとは思いますが・・・」
「なら、しないでください」

といって家に帰り、月曜の朝に女房に車で会社まで送ってもらって
松葉づえをついてまで勉強会をやり続ました

一度決めたから、その勉強会は何としても3年間はやり続けたかったのです

月曜日の朝4時に毎週起きたことがある人は少ないかと思いますが
実は月曜の朝の勉強会は日曜日から始まっているのです

どういうことかというと、月曜日の朝4時に毎週起きるということは
日曜日の夜に早く寝る習慣をつくるということなんです

例えば、勉強会を充実したものにするために7時間は寝たいとすれば
日曜日の夜9時には寝ないといけません

それは、家族にお願いして夜の7時台には夕食を食べるということを意味します
そうは言え、だれでも日曜日には遅くまで遊んでいたいものです

その日曜日に遊びたい気持ちを我慢するということでもありました

そういった様々な経験が実は今の自分をつくりあげたのだとも言えます
とても貴重な経験でした

ある種の修行とも言えます

だからこそ、どんな勉強会でもレベルの高い、参加した人が本当に心から「よかった」といってもらえるものにしたい
そう強く思うようになったのです

つまり、ド真剣に勉強会をやるということ
その場で、あまりに気の抜けた人を見るとあまりの意識の違いに、おしぼりを投げつけたくなることがあります(笑)

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40代からの人間学 「仕事とは00である」を学ぶフィロソフィ勉強会
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