差別化、一点集中、NO1 ランチェスター戦略のポイント
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■差別化、一点集中、NO1
■生き残るためには差別化が必須
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ランチェスター戦略のポイントをわかりやすく3つだけ、にするとしたら
【差別化、一点集中、NO1(ナンバーワン)】
なぜ差別化をするのか? どう差別化をするのか? 一点集中のコツはなにか?
などについて、これからわかりやすくお伝えします。
NO1は強者。自社がNO1でないなら、弱者です。
そして、弱者は戦い方を工夫しなければ負けます。
だから、負けないための工夫をする必要がある。
負けないコツを知っておいた方が良い。そのコツがこの3つ。
弱者は【差別化】して、【一点集中】して、【No.1!】
シンプルです。
■差別化、一点集中、NO1について
差別化 =「質」
一点集中 =「量」
NO1 =「目標」です。
まず、ナンバーワンになることを目標とする。
そのための手段が差別化であり一点集中。
差別化とは「質」の視点であり、一点集中とは「量」の視点。
この「質」と「量」のかけ算により、ナンバーワンを作り上げる、と覚えてください。
ランチェスター戦略の究極の目標はナンバーワンになること。
ある競合局面でナンバーワンになれば強者となり生き残れる。
ブランドができ、高収益になる。だから、ナンバーワンになることを目標にするのです。
■生き残るためには差別化が必須
なぜ、差別化が必要なのか?
その理由は、「お客様に選んでもらうため」です。
ビジネスでは、自社が選ばれなければ生き残れません。
自社が選ばれるためには、お客様に提供した価値を認めてもらうことです。
自分だけがいいと思っている、独りよがりな差別化では、お客様に選ばれないのです。
差別化をする場合、自分の視点ではなく、顧客の視点で考えることが重要です。
一人称ではなく、二人称で考えること。
だから、お客様の視点から、自社商品が他社より秀でたもの、差別化されたものであることです。
人は誰でも独りよがりになりがちです。
自分の商品を売る時には ここがいい、あれがいいと言いたくなる。
でも、あなたがお客様になったときのことを考えてみてください。
お客様であるあなたには選択の自由があります。
何を選んでもいい。だから、買わない自由がある。
たとえば、スーパーでお菓子を選ぶときには誰にも遠慮せずに、勝手に選びます。
そのとき、いつも買うチョコの違う味が新発売だったら、つい買ってしまう。
なぜか?
それはいつもと違う上に、他と違うからです。
差別化されているからです。
だから、自分が作る側の時も、買う側の立場に立って、他と違うことを意識するといいのです。
それが差別化の本質です。
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