差別化のヒント 3Cの視点 3つやる、やらない、違いをつくる
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■差別化は3Cの視点で!
■差別化のヒント 「3つやる、やらない、違いをつくる」
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■差別化は3Cの視点で!
3Cとは、Company(自社)、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)という3つの「C」。
日本語で覚えやすくするために、「私と、あなたと、恋敵」と言い換えています。
差別化をする時に、この3つの視点を忘れないことです。
Company(自社)、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)の視点で、
①独自性
②顧客価値
③競合優位性を作ることです。
①独自性とは、自社の強みを強くして、人と違う個性を出すこと。
オリジナリティ。自分の会社「らしさ」とも言えます。
②顧客価値とは、お客様にとって価値があること。
お客様の視点から差別化する。
独りよがりにならないことが大切。
マーケティングの発想です。
③競合優位性とは、競合他社より優れていること。
商品、サービス、技術などで優れ、お客様に選んでもらうこと。
ここでも改めて、独りよがりではなく、あくまでもお客様が喜ぶ価値を作る事が大切。
そして、独自性があったとしても、競合に真似されるのが当たり前。
だから、改良改善を続ける努力が必要になります
■差別化のヒント 「3つやる、やらない、違いをつくる」
差別化のヒントとして、
①「3つやる」
②「3つやらない」
③「3つ違いを作る」という考え方があります。
①「3つやる」なら、
たくさんやることがあっても重点方針として3つだけやることを決める。
例えば、社内の方針を作る場合、「3つやる」こととして
女性の就業比率を50%にする、
女性のマネージャー比率を30%にする、
女性の結婚後の退職比率を20%以下にする、と決める。
②「3つやらない」こととして、
医療品以外やらない、
製品寿命の短いものをやらない、
世界シェアナンバーワンになれるもの以外はやらない、
というマニーのようにやらない方針を決める。
③「3つの違いを作る」例として、
何をどうするという2つの視点で掛け算をする。
例えば、「ランチ用のパン」に「パン好きの牛乳」と「パン好きのジャム」をセットにして提供する。
「パン好きの牛乳」とは、実際に販売されている商品で、牛乳をパン好きの人用にしたもの。
パン好きに特化した牛乳です。
他にも、男性向けの製品を 20代に絞り込む、
販売エリアを関東だけにする、
アフターサービスを 1年間つけるなど「3つの違いを作る」ことは可能です
①3つやる
②3つやらない
③3つ違いを作るという
3つのことをそれぞれ3つやることによって、
合計で9つの手が打てます(3*3=9)
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