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一点集中のヒント 捨てる、やめる、絞り込む ①資源 ②範囲

一点集中のヒント 「捨てる、やめる、絞り込む」

一点集中のヒント 「①「資源」と②「範囲」

 

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■一点集中のヒント 「捨てる、やめる、絞り込む」

 

「捨てる」とは、今あるものの中でいらないものを手放すこと、見切ること、整理をすること。

例えば、在庫で持っている1億円の商品の中で、売れる見込みのないものを手放すこと。

 

そうすることで、売れる商品に注力することができ、倉庫の中がすっきりして、モヤモヤした思いが少なくなります。

ものを探すのが早くなります。

 

しかし、これを捨てる!と言う決断には勇気が必要です。

「まだ使えるんじゃないかなぁ」と言う迷いが出るので、それを打ち切る思いが必要となるのです。

 

「やめる」とは、今までやっていたことを終わらせること。

引き算をすることです。

 

例えば100の商品があるとして、売れない下位の20%の商品の販売をやめること。

そうすることで残りの80%の商品に注力することができます。

 

商品を捨て、行動をやめることによって、そこに余裕ができ、隙間ができます。

今まで手がいっぱいで動きが取れなかったようなところに、心の余裕や物理的な余裕ができるわけです。

 

そうすることで1点集中ができるようになります。

対象となるものの数が減ってくるからスッキリします。

 

そしてさらに、残ったものの中から「絞り込む」。あれもこれもやらない。

手を広げない。捨てて、やめて、絞り込む。これしかやらない。

 

これだけにする。

これのみ、これオンリーと言うようにシンプルにする。

 

捨てる、止める、絞り込むことで物事がシンプルになり、やりやすくなる。

会社であれば社員にも伝えやすくなる、社員が動きやすくなる。

 

だから、成果が出やすくなるのです

 

■一点集中のヒント 「①「資源」と②「範囲」」

 

①「資源」の一点集中

 

P・F・ドラッカーが言うように経営「資源」を集中させると成果が出やすくなります。

その場合の経営資源とは・ヒト・モノ・カネ・時間です。

 

人の一点集中とは、できる人に重要な仕事をやってもらうこと。

 

例えば、一番売れる営業マンを、一番売れるエリアに配属する、そして、一番売れる顧客を担当させる。

重要な経営資源である、一番売れる営業マンを一番売れないエリアで頑張ってこいと言っても、本人もやる気がなくなりますし、成果がでない。

 

極端な場合は、10倍以上結果が変わることがあります。

つまり、そうしてはいけない。

 

より良い資源を、より成果が出るところに一点集中することが大切です。

 

同じように、モノは製品であり設備。

一番売れる商品を、一番力を入れて一点集中して売る。

 

また、一番生産能力が高い設備に一点集中して、フル回転させて生産能力を高める。

お金なら、一番生産性が高い、リターンが多いところに投資をする。

 

時間なら、一番生産性が高い時間、例えば朝の静かな時間に一点集中して重要な仕事をする。

成果が出やすい時間に最も重要な仕事をして生産性を高める、ざわざわして気が散る時間は重要な仕事はしないという考え方です。

 

一番大事な資源を一番大事な事に使う。

当たり前だけどとても大切な一点集中のコツです。

 

②「範囲」を狭くして一点集中する。

 

切り口としては、①どこ ②だれ ③なに の三つの視点

 

「どこ」というのはエリア。

自分の営業範囲を広げずに、ある狭い範囲だけで営業する。目安は半径30分です。

 

「だれ」というのはお客様。

一番成果が出ているお客様に特化する、または出そうなお客様に特化する。

仕事をする対象者の範囲を狭くすることです。

 

「なに」というのは商品。

一番売れている商品に特化をする、売れてない商品は売ろうとしない、シンプルに考えるといいと思います。

売る商品を3つくらいに絞り込む。

対象商品の範囲を狭くすることになります。

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一点集中のヒント 狭く、深く、濃く  

一点集中のヒント 捨てる、やめる、絞り込む  

一点集中のヒント 極める、突き詰める、道を求める 

差別化のコツ 3つの切り口

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