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労働観とは

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労働観とは

労働を生活の糧を得るための物質的手段とだけとらえることもまた
誤りだと考えています。

これまでも述べてきたように、そこには心を磨き、
人格を練るという精神的な意義もおおいに含まれている。

もともと日本、あるいは東洋には、この労働のもつ精神性―労働を
人間形成のための精進の場としてとらえる視点が、確固として存在していました。

戦後日本を統治した連合軍最高司令官マッカーサーは、
極東政策をめぐる議会証言で、日本人の労働観について述べたことがあります。

それは、日本の擁する労働力は量的にも質的にも、
いずれの国にも劣らぬ優秀なものであるばかりか、

日本の労働者は、人間とは遊んでいるときよりも働いているときのほうが幸福で
あるという、いわば「労働の尊厳」を見いだしていた、というものであったそうです。

かつて私たち日本人はそのように、働くことに深い意味と価値を見いだしていました。

勤勉に努める姿勢が誇りや生きがいに通じ、
心の豊かさを生んでいくこともよく知悉しており、
そこに人生の意義さえ感じていたのです。

遊んでいるよりも働いているときに喜びを感じる精神性。
単純労働であっても、そこに創意工夫を働かせて仕事を楽しくする術。

他人から強制されて「働かされる」だけでなく、
自分が労働という行為の主体となって「働く」知恵。
そういうものをたしかに私たちは有していました。

かつてはもっていたが、いまはほとんど失ってしまった、
そういう日本人の労働観の意味するところを、
あらためて考えてみるべきではないでしょうか。

人は仕事を通じて成長していくものです。
自らの心を高め、心を豊かにするために、精いっぱい仕事に打ち込む。それによって、
よりいっそう自分の人生をすばらしいものにしていくことができるのです。

稲盛和夫

西洋文化にあるような労働を苦役ととらえ、
なるべく楽をして儲けるという考え方もあれば

労働とは人間性を高めるもの、人生を良くする薬であるという考え方もあります

では、働く目的とは何か?
その答えは3つです

①経済性の追求
②人間性の追求
③社会性の追求

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