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論語と算盤(そろばん)

論語と算盤(そろばん)とは埼玉(深谷市)の偉人、渋沢栄一氏の著書名

論語つまり倫理と、算盤つまり利益を両立させて経済を発展させるという考え方

論語、陽明学、武士道精神を考え方のベースとして
利益も競争も卑しいものではない、利益も競争も貴び善用すること

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一個人の利益になる仕事よりも、多くの人や社会全体の利益になる仕事をすべき

目の前の成功とか失敗ということだけを見ずに
「天地の道理」を見て誠実にひたすら努力し、自分の運命を開いていくのがよい
などの仕事をする上での考え方を説いたものである

論語と算盤(そろばん)とは、理念ある戦略の実践です

論語=フィロソフィ、経営理念
算盤(そろばん)=戦略の実践による利益の追求といえます

いま、日本に求められているのは論語と算盤(そろばん)経営です

論語と算盤(そろばん)は両極端にあるものではなく
経営をする上で必要な両輪といえるのです

片手で拍手ができないように、論語と算盤なしには経営はできません

1916年、今から約100年前の論語と算盤(そろばん)には経営をする上での本質が書かれています

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富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。
正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ

利殖と仁義の道とは一致する。
論語と算盤をもって指導するのがよい

世の中に立つには、武士的精神が必要。
しかし、武士的精神のみに偏して、商才がなければ、経済の上から自滅を招く。
ゆえに、士魂にして商才がなければならない

金を貴んで、善用することを忘れてはならない。
実に、金は貴ぶべく、また賤しむべし。

貴ぶべきものにたらしめるのは、所有者の人格による

精神の向上を、富とともに、進めることが必要与えられた仕事に、
その時の全生命をかけて真面目にやらない者は、功名利達の運を開くことはできない 

世の中に立って、完全の人たらんとするには、まず金に対する覚悟がなくてはならない
人生の道筋はさまざまで、時には善人が悪人に負けてしまったように見えることがある。 
しかし、長い目で見れば、善悪の差ははっきりと結果になってあらわれてくるものだ。
 
だから、成功や失敗のよし悪しを議論するよりも、まず誠実に努力することだ。
そうすれば公平無私なお天道さまは、必ずその人に幸福を授け、運命を開いていくよう仕向けてくれるのである。

人を評論しようとすれば、その富貴功名に属する成敗(成功と失敗)を第二に置き、
その人の世に尽くしたる精神と効果によってすべきもの

「致良知(ちりょうち)――心の素の正しさを発揮する」といった考え方は、
すべて自分を磨くことを意味している。

自分磨きは、土人形を造るのとはわけが違う。
自分の心を正しくして、魂の輝きを解き放つことなのだ。

自分を磨けば磨くほど、その人は何かを判断するさいに善悪がはっきりわかるようになる。 
だから、選択肢に迷うことなく、ごく自然に決断できるようになるのである。

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埼玉 3大偉人.pdf

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