経営とは何か?
経営とは何か?
経営とは経営者の思いの実現である。
経営とは商品を通じて、世の役に立つことである。
経営とは価値を創造することである。
経営とは利他行である。
経営とは社員を守ることである。
経営の目的とは顧客を創造することである。
経営とは心理学であり、教育であり、哲学であり、科学である。そして、芸術である。
経営とは社員を幸せにすることである。
それぞれ正しいのだと思います。
でも、たくさんの方が様々な角度からが経営を語るので、
いったい経営とは何かがつかみづらくなるのです。
そこで、少し整理してみます。
①経営とは経営者の理念を実現するもの。
②経営とは仕事を通じて、社会に貢献すること。
(そのために価値を創造する)
③経営とは仕事を通じて、社員の人間性を高めること。
(社長は社員を守り幸せにする)
④経営とは利益を出すこと。
(企業が継続するための手段として必要なもの)
こう整理できると思います。
利益を出すことが目的ではないのです。
手段であっても目的ではない。
経営の目的は利益をだすこと!と叫ぶのは間違っている。
もし利益だけが目的なら、
人殺し以外何をしてもいい売上を上げろ、となるのです。
しかし、これだとどうも、経営がうまくいかなくなるようです。
【 ランチェスター経営戦略 】坂上仁志(さかうえひとし)著より
経営とは何か?
経営とは人間学である
経営者は人間学を学ばなければならない
なぜなら頃とは人が人を相手にするものだからである
そして、心理学とも言える
経営とは戦略である
経営者は、戦略を学ばなければならない
なぜなら、経営に戦略がなければ負けてしまうから
会社が倒産するから
社員を不幸にするから
経営とは実行である
経営者は率先垂範して実行しなければならない
なぜなら、実行しなければ
どれほど良い戦略を学ぼうが、何も生まれないから
■「経営の3つの目的」
「経営の目的とは何なのか?」に対する答えをまとめると、こういえると思います。
①人間性の追求
②社会性の追求
③経済性の追求
前述のように、「『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、
人類、社会の進歩発展に貢献する』これ以外に、企業の目的はない」
と稲盛和夫氏は言います。
これはつまり、
①人間性の追求(社員の幸せの追求)と、
②社会性の追求(社会への貢献)といえます。
そして、この2つの目的を達成するために必要な手段として、
③経済性の追求が必要になるのだと思います。
これをもう少しシンプルにいうと、
経営の目的とは「社員を幸せにすること」と「社会に役立つこと」なのです。
つまり、経営の一番の目的は「社員を幸せにすること」といえます。
社員を幸せにすること以外に、経営の目的はないのです。
逆の言い方をすると、
「会社とは、社員を幸せにするための手段である」と言い換えることができます。
また、社員を幸せにすることが経営の目的であれば、
社員が幸せでないなら、会社をやめるべきということです。
なぜなら、会社の本来の目的から外れているからです。
経営の一番の目的である「社員を幸せにすること」は
「社会に役立つこと」で成り立ちます。
経営を通じて社会に役立つことで、感謝され、お金がもらえます。
そのことによって社員は幸せを感じられるのです。
【 経営理念の考え方・つくり方 】坂上仁志(さかうえひとし)著より
■経営とは何か?
経営とは会社を潰さないこと、という言い方をする場合があります
しかし、それでは答えになっていない!と思う方も多いはずです
そうではなく、経営の本質的な意味、役割を知る必要があるのです
経営とは何か?
経営とは、
①自社の作った付加価値を顧客に提供し
②顧客から対価をもらい
③社員の生活を守ってゆくもの
とも言えます
そのためには
①理念、考え方を共有し
②戦略、計画を持ち
③実行する(ベクトルを合わせ、PDCを回す)
それはつまり、
①社員が付加価値を作る(人間的に成長する、能力を上げる)
②商品を通じて社会に貢献する(お金を払って喜ばれるものを提供する)
③利益を出す(社員の生活、納税、投資)
と言うことになります
従って、
①人(社員)
②社会(世の中)
③経済(お金)
という3つの側面を見なければなりません
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