3つのポイント ランチェスター戦略 一点集中
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3つのポイント ランチェスター戦略 一点集中
①細分化する
②いいことに一点集中する
③「〜はやらない」を3つ決める
■ 3つのポイント 一点集中 ①細分化する
物事を漠然ととらえたままだと一点集中できません。
一点集中するには細分化することです。
例えば、「あなたはどこのお客様に販売しますか?」と聞いた時に
「日本全国たくさんです」と答えているうちはあまりうまくゆかないのです。
漠然としすぎているからです。
そうではなくて、「関東中心、それも神奈川県、なかでも横浜を中心にやります!」
という絞り込みが大切なのです。
これはエリアを細分化して、そこに一点集中するということです。
イメージとしては田んぼの田の字を書く感じです。
一つの塊に線を入れて分解する、細分化すると覚えてください。
細分化とは、細かく、分けると書きます。
細かく細かくしてゆくと、自分が人より勝てる領域が出てくるものです。
そこに持てる資源を一点集中するのです。
キリのように鋭く切り込む。
金づちで叩いても穴は開きませんが、
細分化されたところをキリで力を込めると穴が開くのです。
どんな小さなところでもいいのでそこに一点集中することです
そうするとNO1になれます
大きなものを小さくする
小さく小さく、細分化することです
そこにチャンスが出てきます
■3つのポイント 一点集中 ②いいことに一点集中する
成果を出すコツは、「いいことに一点集中する」ことです。
「あれもこれもやらない」ことです。
あれもこれもやるから、うまくいかないのです。
はじめにやることは、いいことを見つけることです。
いい商品、売れている商品、いい顧客、よく買ってくれる顧客を探すことです。
つぎは、売れない商品、買ってくれない顧客を探すこと。
「いい結果を出すにはね、売れている商品をよく買ってくれる顧客に2倍売って
売れていない商品を売らないことなんだよ、カンタンなんだ、はっはっはっ〜」
と、高笑いしていたあるNO1企業の社長さんがいます。
「本当にそれだけでいいんだろうか?」と思いますが、
「なるほど、そうだよな」と思う方も多いと思います。
たしかに、あまり難しいことを考えずに、
シンプルにやったほうが、いい結果が出ます。
いいことに一点集中するほうがいい成果が出やすいのです
ダメなものには目もくれないことです
いいことだけ
いいことだけに一点集中です
■ 3つのポイント 一点集中 〜はやらないを3つ決める
だれでもかれでも、「あれもこれもやる」ということが多すぎます。
「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」です。
さらに言うと、「〜はやらない」となります。
しかし、この「〜はやらない」が、もっとも難しいことの一つです。
今日やる仕事が山ほどあるならどうするか?
答えは、3つだけやることを決めることです。
逆を言うと、選んだ3つ以外はやらないと決めることなのです。
あれもこれもやろうとするから、迷いが出る。
その迷っている時間がムダなのです。
だから、迷いを断つためにも、「もう、これはやらない!」と決めることです。
あれこれやろうとして、結局、「どれも中途半端で終わらなかった」
ということはありませんか?
だったら、「今日はこれはやらない」と、潔く決めてみてください。
スッキリします。
やることを決めることも大切ですが
やらないことを決めることもとても大切です
やらないことを3つ決める
仕事でも経営でもこれができるとハイレベルになれます
やらないことを決めることが
やることを決めることにつながるのです
一点集中して、成果が出るようになるのです
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成果をあげるための秘訣を一つだけあげるならば、それは集中である
成果をあげる人は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない
P・F・ドラッカー
集中せよ 成長戦略は集中を要求する
成長戦略の最大の間違い、しかも最も一般的な間違いはあまりに多くの分野で成長しようとすることである
P・F・ドラッカー
成長戦略は、機会のあるところに的を絞らなければならない
自らの強みが異常なほどに大きな成果を生む分野に集中しなければならない
P・F・ドラッカー
集中するための原則は、生産的でなくなった過去を捨てることである
P・F・ドラッカー
時間を無駄にしているものを取り除いたならば、新たに生じた時間を使って重要なことに集中しなければならない
成果をあげるための他のスキルはすべて、この時間をマネジメントするというスキルと重要なことに集中するというスキルが前提となる
P・F・ドラッカー
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