人間は一生のうち 逢うべき人には必ず逢える
しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に
森信三
人との出逢い、またものごととの出会いも必然
全て必然、すべて最善
一番いいタイミングで一番いい人に出会える
そして、いいことが起こってゆく
また、役に立たないと思う人も今の自分に必要なるがゆえ
目の前にあらわれる
さらに、わが身に降りかかってくる一切の出来事は
自分にとっては絶対必然であるとともに
また実に絶対最善である
プラスのことでもマイナスのことでも
一切のことはすべて必然、すべて最善
それを全て素直に受け入れることが大切
世の中はすべて公平にできている
が、しかし、理屈ではそう思っていても
いざ自分の身にマイナスのことが起これば
ジタバタせざるを得ないのが人間の愚かしさともいえる
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ただ待っていたのでは出逢えるものにも出逢えない
人は一人でできることは限られている
だから、人の力を借りる
自分ができないことを素直に認め
人の力を借りようとしたときにまた、新しい出逢いがある
縁尋機妙 多逢聖因 (えんじんきみょう たほうしょういん )
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そして、人に起こる事故もおこるべくして起こる
今までの自分ならば、あたふたしてしまうかもしれないが
今の自分なら対応できる力がついたとき
その事故が起こる
わが身にふりかかることはすべて天意なり