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2代目経営者の甘さ

創業社長は苦労したぶん2代目(息子)に甘くなる 

すると息子は苦労を知らずに世を甘く見、人への思いやりが足らなくなる
つまり社長不適合者となる  

息子は社長になるのが既得権ではない 
社長とは会社を守り、社員を守ることができるかどうか、が問われる 
多くの場合、本人だけが能力があると思いこむ  (一倉定)

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2代目3代目経営者の方によく会います
父が急死して母に呼ばれてとか
祖父がこの会社を作りましたという方です

「何種類の商品をどんなお客様に売るのですか?」
「商品はたくさんあってよくわかりません 
昔からの得意先があり自然に売り上げが上がります」

「利益は出ているのですか?」
「あまり出ていませんが昔からそうです」

「営業は行くのですか?」
「月に2〜3件程度です」

そういう2代目経営者ほど、JCやらロータリーにはよく行き
マネジメントがどうとか、社員がまとまらないとか言います

トップが現場に精通することが企業の成功の条件
だと言っています

デキル社長ほど現場の細部に強い
創業社長は全部自分でやってきたので
「よくそこまで知っているなー」というくらい知ってます

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それに比べると2代目以降の社長にある傾向は
おっとりしていて、まあ何とかなるさと思っている

現場は知らなくても番頭さんがやってくれているし・・・
それより、地域の付き合いで●●会に行かないと・・・
というものです

これでは現場で働く社員がかわいそうだなー
と思うことがあります

いやいやながらでも社長になったのなら
少なくとも現場に出て人の倍働き
営業の最前線で売ってくることは必要です

「ついて来い!」というくらいの迫力が欲しいものです

その迫力が出ないのは
一生懸命にやっていないことが原因です  

「ついて来い!」とまでいかなくても
「社長はよくやっている」

「会社で一番働いているのは社長だ」
と言われるくらい働くことでしょう

自分が倍やっているつもりで周りは同じと思います
3倍やると、「ちょっと頑張っているな」程度です

人はその程度しか評価してくれないと思ってちょうどいい

まず、仕事の最前線で1万時間働いてみて下さい
きっとよくなります  


もう少し具体的に言いましょう!

普通の人は

(月)〜(金)5日間、1日8時間=週40時間、年間240日、働きます

社長になったら、それを、

(月)〜(土)6日間、1日12時間=週72時間、年間300日、働いてください

年間労働時間は、普通は2000時間、社長は3500時間

この比率が 1:1.7 =1:√3です

これがランチェスター戦略でいう二乗法則の3倍の差となります

普通の人は一生のうち10%も働きません

こちらをご覧ください ハッキリします

http://www.foster1.com/article/15832166.html


なので、せめて、社長は社員の2〜3倍は働いてほしいと思います

社員を幸せにするために

「誰にも負けない努力をする」と稲盛和夫氏は言います



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経営者というものは、家族のために、従業員のために、
素晴らしい会社にするということを目的として、


誰にも負けないくらいの根性と執念で経営にあたるべきです。

「私は人生を面白おかしく楽に生きてゆくのです」というような人は、
一介のサラリーマンならともかく、経営者になってはいけないのです。

経営者になった以上は、そういうことは絶対に許されないのです。

稲盛和夫

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